lunatic extra chapter(r-18)

14/15
159人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
「真理子、好きだ」 月君がシンプルな言葉を吐く。 うん、私も大好き。 大好きすぎて、もう訳分かんないよ。 2人でこのきもち良さを共有できてる。 それがホント、堪らなく嬉しい。 「月君、も、私……」 「ああ……」 月君の言葉を機に、私は意識を飛ばした。 。。。。。 全て終わった後、月君は私をぎゅうっと抱きしめた。 布団を被りながら、肩を出して。 「真理子……たまんねーな」 「……え?」 「真理子が可愛くて、俺、し飽きない」 「……過大評価」 赤くなりがちな顔を背けると、月君は私の髪の毛をくしゃりと揉んだ。 「……私も大好きだもん」 「……」 「月君が、大好きすぎて、私だって、し、し飽きない」 「……真理子」 クスッと顔を綻ばせ、月君が私の唇に、自身の唇をそっと合わせた。 そして両頬を包み込み、柔らかく笑った。 「真理子、愛してるよ」 「……私も」 見つめ合う私達。 「まだ午前2時」 「はい?」 「延長戦いきますか」 「はい?」 月君の悪魔顔に、私はキョトンとする。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!