lunatic extra chapter(r-18)

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。。。。。 ブーッ、ブーッ…… スマホが振動する音で、私は目が覚めた。 やばっ、もう19時45分。 どんだけ寝てたのよ、昼ご飯も夜ご飯も食べてないよ。 着信は、月君から。 口についたよだれを手で拭き、通話マークをタップする。 「もしもし」 『あ、真理子。今パーティー終わったから帰るな』 「あ、うん、承知した」 『ん』 ツー、ツー はい、月君は相変わらず淡白なお方でありました。 冷蔵庫から作ったケーキを取り出し、皿に乗せる。 ガチャ…… 「ただいま」 帰ってきた! 急いで「あるもの」を持ち、スリッパをパタパタ鳴らす。 「おかえんなさい!」 私は玄関に立っていた月君に、思い切り抱きついた。 「突然の抱擁……」 「月君ご卒業おめでとうございます!中井校長からお祝いの品があります」 「何その設定……って、え?マジ?」 私が差し出した四角い箱に、月君の目が大きく開かれた。 「卒業祝い」 「……スゲー嬉しい……開けていいか?」 「開けて開けて」 私がワクワクする中、月君は箱を開けた。
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