第1章

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B「ぉおっ、昨日の今日で、源氏物語!ヤル気満々じゃん!」 A「...は?」 B「ほほほ、次回の予習デスね」 A「...何言ってんの」 B「ぇ、まさか...復習ッ?!」 A「アホか」 B「あははっいーじゃんっ、照れないの!」 A「あんたはもう少し恥じらえ」 B「で?どうだった?ファース...」 A「やーめーろ」 B「誰もいないよ~」 A「そういう問題じゃない」 B「え、何?それじゃ私に気ぃ遣ってんの?やだ~っ、もう全然、何でもないよ?むしろ勉強させて!」 A「...」 B「ホントに。今までみたいに全部言ってよ...隠さないで?」 A「違っ...隠してるんじゃなくて。...ゴメン」 B「... うーっ!ゴメンっ!私がゴメンっ!判ってるから! ごめん。ホントに、あんたと気まずくなるのは、絶対イヤなの...ヤなの...お願い...」 A「ん...私も...っ」
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