第4章 肝試し!

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「はい、じゃあ葵はこのクジね」 唯ちゃんはそう言うと、私に8と番号の書かれた紙を渡す。 「え? 何これ?」 私はキョトンとしながら尋ねると、 「何って、肝試しのペアはクジで決めるでしょ?  その番号、あんたのプリンスと同じ番号だから」 「え? どういう事?」 私はそう言われ、真っ先に三間君の顔を思い出してしまった。 いやいや! 何で三間君が出てくんのよっ! て言うかこれって普通に不正じゃ……
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