夢みる朝チュン

第１章

へ？？

「え…。だって斉田さん、私の声がいいって。
立ち振る舞いもいいから、受付に欲しいとおっ
しゃってましたよ？」
「ああ、ソレ俺の得意技。容姿を褒めるより、
内面とかそういう別部分から攻めた方が、ＯＫ
貰える確率、上がるんだよね～」

私の容姿？？

…と、急に入口付近が賑やかになる。

２～３人の女性に囲まれた、背の高い男性。
もともと社食内にいた女性たちも彼を見つめる。