夢みる朝チュン

第１章

「あ、ごめんごめん。１８時のことね」
「ええ、はい…って、い、入れませんよ？！」

「入れてよ～。お話、したいい」
「初対面の若い男性と、２人きりなんて無理」

「初対面じゃないし～。男だと思わないでよ～。
中身は限りなく女に近いし～～。じゃ、後でね」
「え、あ？せ、先生……」

ものすごいスピードで彼は立ち去る。

なんなんだ、この展開。ついていけないよ。
なんて思っていると。
また、例のアイツに会ってしまうのだ。