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「あ、あの…。先生が私と『話したいいい』
とおっしゃったのは、そういう理由で?」
「うん。『メイク職人』を目指す俺としては、
ありとあらゆるパターンの女性と会話して。
キレイのスイッチの入れ方を把握したいのね」
「はァ」
「人見知りかな?堀池さんは。
もう1時間も一緒にいるし、いい加減、慣れて」
…と言いながら、無花果のサラダを食べる。
さすが美の伝道師。
用意してくれた『晩御飯』は野菜だらけ。
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