第3章 中学時代<彼女の事情>
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同じサッカー部のマネージャーに志願した。 恋心がバレないように。 そっとそっと見つめて。 …だから、両想いだと分かったときは、 本当に嬉しくて。 告白してきたのは、彼からで。 それは、あまり人が使用しない、旧館の階段。 放課後、うっすらとオレンジ色の光が差し込み、 彼の髪を同じ色に染める。
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