第3章 中学時代<彼女の事情>
5/14
読書設定
目次
前へ
/
770ページ
次へ
彼は私の涙に、全然動じなくて。 照れ臭そうに微笑み、位置を変え、横から下の 段に移動する。 私の顔を覗き込み、愛おしそうに頬を撫でると、 もう一度、繰り返して言う。 「だってさ、好きになっちゃったんだもん」 …このとき私は、与えられた一生分の幸運を、 すべて使い切ったのかもしれない。 幸せで、幸せで、幸せで。
/
770ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1590人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
7,874(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!