第4章

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「…ここ、いいかな?」 顔をあげると、2日ぶりの斉田さんで。 「はい。どうぞ」 にこやかに星崎さんが答える。 日替わり定食を乗せたトレイを、ツルの向かい の席に置いて。 …結局、『呪いの言葉』の内容は、斉田さんに 伝えなかった。斉田さんもそれ以上、追求して こなくて。でも、あれ以来、ちょくちょく声を かけてくれるようになったのだ。
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