第4章

9/33
前へ
/770ページ
次へ
「あ、三浦ってヤツ…」 思わずツルの口から、言葉が漏れる。 三浦さんの瞳はゆっくりと、私の視線の先を捕 らえ。最後には、絡み合って、離れなくなった。 嫌なのに。 怖くてしょうがないはずなのに。 こうして見つめられると、 心がこの人で一杯になる。 どうして、なんだろう……。
/770ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1590人が本棚に入れています
本棚に追加