第4章
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「堀池さん、来週から受付デビューするしさ。 言い寄る男が、たくさん出現しそうなんだもん。 で、思ったワケよ。口説くなら今かな、って」 こんなときまでスマートな斉田さんは、 余裕の表情で食事を続ける。 …ん? 何か手元が ツル…じゃない。 反対側だ。 ふと右隣を見ると、三浦さんが、私の手を握っ ていて。それも、恋人繋ぎで。
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