第4章

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「…なァ。俺のところに、戻っておいで」 周囲がシン、としたその瞬間。 私と三浦さんのあいだにツルが立ち。 そのまま私はツルに連れ去られた。 「アイツ、何なんだよ?!大丈夫か、奈緒」 「ん。大丈夫だよ。ありがとう」 社員食堂の隅に設置された、自販機コーナー。 そこに置かれた、丸椅子に座る。 「…奈緒、何か飲む?」
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