第1章

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A「先輩、読書中の私に無理矢理メガネをかけさせるなんて、随分と悪趣味ですね。度が強すぎて字が読めません」 B「本もいいけど俺の事もちゃんと見ろよ。せっかく告って付き合えたのに、なんか寂しいじゃん」 A「意識すると恥ずかしいから本を読んでるんです。先輩は先輩なんですから、ちゃんとリードしてください」 B「わ、わわわ、わかった! がが、がんばる!」 A「いちいち気取らなくていいです。そういうところ可愛くて好きですけど」 B「……!! い、今なんだって!?」 A「わ、忘れてください!」
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