第1章

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「君は誰?」 『誰って、何でそんな事答えなきゃいけないの?此処に居るのに貴方の許可がいる訳? やだやだ、少し大人しめの文学少女系だと思って気安く話しかけてくる奴。 貴方で四人目なのよ、みんな、私に同じ質問ばかりして。 最初は聞き流して取り合わなかったけど、段々腹が立ってきて・・・。 だって無視してたら怪訝な顔するのよ、全員。私が何したっていうのよ?』 「いや、だってここ男子校・・・。」 『・・・・・・・・・・・・だからか』
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