第1章

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B「んあ?何だお前、今日は眼鏡なのか」 A「...何。文句ある?」 B「いや...ふふっ」 A「何っ!」 B「ガードしてるつもりなのかな、と」 A「なッ!」 B「別に眼鏡してたってキスくらい」 A「ばっ!ちょっ、やめてよっ、こんなとこでッ!」 B「誰も聞ーてねーよ」 A「聴衆の問題じゃなくて、常識的にッッ」 B「ハイハイ、りょーかいりょーかい。で?今日は何読んでたの?」 A「っ!いーでしょ...ちょっ、やめっ」 B「初恋!?藤村かよ!まだ上げ初めし前髪をーってか!!あはははっ、お前、カワイイなぁ」 A「ぅぅぅう...」 B「お前がくれたのはリンゴじゃなくてたこ焼きだったけど」 A「もうあげないっ!」 B「ハイハイ。でも、『たのしき恋の盃』は、俺と酌み交わそーねっ 」 A「ッッ!!バーカッ!!」 B「あはは、憎まれ口の後ろに、俺への愛の道ができてるヨ~ン」
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