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「おはようございます。
沢村様。」
スッキリと目覚めた俺は、もはや当然のようにそこにいる三浦から朝の挨拶をされた。
「おはよー三浦さん。
コーヒーちょうだい。
あ、カフェオレがいいわ。」
当たり前のように三浦に言って煙草に火をつける。
時計を見ると時間は8時を回ったところ。
9時に迎えを頼んだが三浦なら早く来てテレビを見ているだろうと予想はついていた。
カフェオレをすすり、
「9時前になったら孝を起こして向こうへ行くからよろしくね。
武器やらスキルの分配と、初っぱなの作戦だけは話しておきたいし。」
三浦にそう言った。
「かしこまりました。
ですが、村野様は既にお目覚めのようですよ。」
三浦が寝室の方を見て言ったので、寝室のほうへ振り返ると、扉から首だけを出している孝がいた。
「おはよー朝御飯。」
「意味わからんわ。」
孝の呟きに瞬時にツッコミを入れた俺。
「とりあえず起きたんならこっち来て座りや。」
「へい大将。」
キャラがブレブレのまま孝は起き上がり俺の隣に座る。
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