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孝にもカフェオレを入れ、三浦は腰を下ろすと微笑んだ。
「なんだかこの光景も慣れてきましたね。
それにしても、お二人は緊張というものがないのでしょうか。
今日も昨日までと全く同じ。
他のプレイヤーは少なからず緊張していると思うのですが。」
「この光景に慣れてる三浦さんがおかしいから。
毎朝家にいるんやから。
緊張ねぇ。
多分俺も孝も遊園地行く子供みたいな感じやと思う。
早く行きたい!
早く遊びたい!
みたいな感じ?」
「ゆーえんちー!
いきたいなりー!
でもでもー、
いまはー音斗とー戦うなりー!
楽しみなりー!」
「ふふふっ。
あなた方らしいですね。
まぁ、私もそのほうが安心して見ていられます。」
「ま、安心して見ててよ。
俺と孝、そんであの10人、そんな簡単に負けるようなチームちゃうよ。」
「チームですか。
いいですね。」
「ん?
もちろん三浦しゃんもチームに入ってるなりよ?
仲間仲間ー!」
「ありがとうございます。
私は一緒には戦えませんが、全力でサポートさせていただきますよ。」
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