波瀾盤上 ～大阪統一戦～【弐】

１．予選開始

俺の呼び掛けに集まった１０人。

宝蔵院流の槍の使い手で、笹の才蔵の異名を持つ豪傑、

可児才蔵

今川の頭脳であり、内政、軍事、外交の全てに秀でる名軍師、

太原雪斎

日ノ本一の血を受け継ぎし若き熱血漢、

真田大助こと真田幸昌

竜の右腕の頭脳を引き継ぎ、武にも秀でる鬼と呼ばれた小十郎、

片倉重長

信長が認めし才能の持ち主、四国の覇者の非業の嫡子、

長宗我部信親

上げた武功は数知れず、弓を使えば右に出る者なし、

大島光義

没落する武田に残った最後の砦、片手千人斬りこと、

土屋昌恒

謙信や信玄が恐れた幻術の使い手、飛び加藤こと、

加藤段蔵

伊賀に３大上忍あり、中でも最も歴史の表に立たなかった影の中の影、

藤林長門

そして、

言わずと知れた戦国一の名軍師、今孔明とも呼ばれた天才、

竹中半兵衛

これから一緒に戦う仲間。

我ながらすごいメンバーを集めたもんだ。