1.予選開始

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俺は各々に武器やスキルを分配し、自由に使えとだけ伝えた。 「とりあえず、今日から始まるけど、戦闘に関しては、大まかな指示はするけど、あとは個人の判断で動いてくれていいから。 みんな俺なんかより戦闘のことはわかるはずやし。 あと、半兵衛、重長、雪斎も、周りを見て指示してくれて構わんから。 とりあえずみんなを信用してるから。 で、無理だけはしないように。 退く時は退くこと。 無理する奴は負け戦よりも酷い目に会うと思えー。 そんじゃ、段蔵、半兵衛、才蔵、信親の4人以外は開始まで好きにしといて。 4人はちょっと話があるから残ってや。」 そう言って俺は煙草に火をつけた。 「とりあえず、開始いきなり動いてもらおうかなと思ってる。 まぁ、同盟もあるし、俺らの本拠地はかなり攻めにくいはずやし、準備はしたから昌恒と重長の守りだけでも大丈夫やと思うし。 あとは、携帯に細かい情報が公開されてればな。」 俺はそう言って携帯を操作した。
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