第1章

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A「やだ」 B「そー言わず!頼む!」 久し振りに顔を会わせたら、コレだ。 何なんだ、この仕打ちは。 どんな気持ちで離れたのか、あんたには毛の先ほども判んないでしょーね。 そりゃ...判んないか。 A「言わなきゃ、伝わらないもんね」 B「判ってくれたーーっ?!」 A「え?あ、いや。まぁ」 B「もう、秘めとくとか無理な大きさに育っちゃったの!気持ちが!でも、さすがに突然はキツいだろ?」 A「まさかラグビー部部長なんてやってるイカツい男子が、オトコに告られるとか思わないよね」 B「...だろ」 頑張ってオドケないでよ。 もう、直視できなかった。 面倒くさそうな振りをして本に視線を移す。 A「わかったよ。私とあんたと彼と、3人仲良しグループを目指せば良いんでしょ」 B「さんきゅー!」 頑張って。本気で。 私も最後に、本気で頑張るよ。 ゴメンね。
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