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海人が初心者ギルドの入り口に着いた時、ギ
ルドの入り口ではギルドの職員の監視の下、一
人の男がなにやら検問機のようなものを通って
いた。男がその機械ーーー能力調査機を男がく
ぐり抜けてから数秒後に、その機械から紙が出
てきた。それを職員が、見て名簿に記録した後、
男にその紙を手渡した。男は少しじっくりと見
た後、呟いた。
「うん。悪くはないな…」
男はそのまま建物の中へ消えて行った。
海人もギルドの入り口にある受付に向かい、
職員に声を掛けた。
「今日からこのキッシュに入った工藤海人と
言います。」
海人が、自己紹介すると職員が、顔を上げた。
「初めまして、ここの職員の長戸と申します。
まず始めに冒険者の説明をさせて頂きます。ギ
ルドは毎日多くの依頼が集まります。それを冒
険者達は自分達の能力を駆使して解決し、そ
れと同時に、そこで得た経験値によって、そ
の能力値ーーーレベルが上がっていきます。レ
ベルが上がるごとに通常技は強さが強くなり、
また、必殺技の場合、強さに加えて種類も増え
ていきます。必殺技の他に、上必殺技が使える
ようになる能力もあるそうです。そして、更
にレベルが高くなると、それぞれの能力に合っ
た「奥義」が使える様になります。それとレベ
ルは、最大20まで上がり、能力のレベルが最大
に達すると、それぞれの上位能力を取得する事
が出来ます。ここまでで何か質問はありません
か?」
「上位能力ってどんなものがあるのですか?」
「例えば、最初の能力が剣士であったとします。
その場合の上位能力は、剣豪というようになり
ます。また、あまり見られませんが、能力によ
っては上位能力の更に上の最上位能力が、存
在する事もあります。」
「そうなんですか。よく分かりました。」
「また、それぞれの能力によって使う武器は異
なりますが、_b_小物_b_は能力の種類に関係な
く、冒険者の肉体、武器の強化や回復に使う事
が出来る、大変便利なものです。
キッシ
ュ内の店にも売っているので是非見てください
。」
「小物か…後で見てみます。」
海人はそういう物もあるのかと感心しな
がら聞いていた。
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