0人が本棚に入れています
本棚に追加
彼女の両親は遠く、海外に住んでいて、こっちに着くまで1日かかると言う。
俺はその間に彼女の部屋を整理しようと考えた。
最後の、仕事だった。
俺は見慣れた彼女の部屋を訪れる。
整理をし、綺麗に片付けた。
ふと、彼女に絶対に開けないでね、と言われていた引き出しがあったことを思い出した。
その引き出しを見ると4桁のナンバーロックタイプの鍵がかかっていた。
俺はその手のプロじゃないから1万回、一個一個試すことにした。
時間をかけて開いた数字は偶然にも俺の誕生日だった。
最初のコメントを投稿しよう!