初メテノドレイ生活

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「退いてくんないかな、つか、いろいろ聞きたいんだが」 「言い方がなってない」 「はぁ?不法侵入しておいて何様のつもりだよ」 「私は貴方のご主人。貴方は私の奴隷」 「……はぁ?」 訳のわからん事を言ってきた。 なんで俺はこんなやつと勢いで付き合うことにしたのか俺の言動にも責任を問わねばならなくなったようだ。 「警察呼ぶぞ……」 「呼べるならね」 彼女は腹上からすっと退いた。 やっと行動の自由を得た俺はスマホの元まで行こうと起き上がる。 起き上がって、歩……けない。 足元をみると足枷がされて、挙げ句、鉄球が鎖で繋がれている。 「なんじゃこれ!?」 「だから言ったでしょう?貴方は私の奴隷」 「ふざけんなよ!?」 「ふざけてないわ。さぁどうするかしら?貴方の行動の自由はこの鍵にあるわ。私の奴隷になることを宣言したらその足枷を解放してあげる。しないならずっとそのまま」 究極の選択である。 いわゆる脅しではないか?
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