memory 1

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俺は咲倉高校の1年宇川悟(うかわ さとる) 幼いときからバスケが大好きで 中学3年のときユースカップで 優勝してから一躍有名になった   高校は推薦で強豪咲倉高校に入学が決まった 勉強なんか全くできなくて でも周りの友達にはたくさん恵まれてきた そんな友達とは離れて寮生活になった でも寂しくないしまた会う約束だってしてるから 明日の入学式も楽しみで仕方なかった 「早く明日来ないかな?、もしかして彼女なんてできたりして...」 ー 入学式 当日 ー 「やっべぇ!寝坊した!」 「悟!なんで起こしてくれなかったんだよ!」 怜と俺は幼馴染で同じバスケ部に入ることが決まっていた それなのに二人とも寝坊魔でよく怒られていた げ。門番の人鬼みたいに怖えぇ... でも突っ切ればいける!よし、いこう! と思った瞬間目の前から女の子が走ってきた ドーーーーーーン! 「痛って、ん?だ、大丈夫!?」 女の子はぶつかったせいで足を怪我してしまった 「う...。あ、ごめんなさい!そちらこそ大丈夫ですか?」 ああ、足が腫れてるよ やばいな 「怜この子保健室まで送るから先に行ってて!」 「お、おう!あなたもお大事に。」 大丈夫です。 とあまりにも連呼するもんだからイラついて 俺はその子を持ち上げた よく見ると顔が真っ赤になって こっちを向いて言った 「あ、ありがとう。あなたの名前教えてください」 「気にすんなって、俺は宇川悟!さとるって呼んで」 「いや、さとるくんありがとう。私の名前は種垣みゆきです」 みゆきちゃんか。かわいい名前だな。 体も細いし、顔かわいいしいい子なんだろうなあ それはそうとみゆきちゃんを保健室まで届け 怜のところに行った 「あの子大丈夫そう?」 「大丈夫みたいよ?ちなみにみゆきちゃんって言うんだ」 同じクラスだったらいいなと密かに思いながら1日は終わった 結局あの子はどうしたのか気になって仕方がなかった また明日会えるといいな これが恋の始まりだとも知らずに
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