すとぉりぃ2。

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視界がぼやける。。 季緒が、こっち見てる。 優斗・・優斗・・・・・・・・・ 「・・い!芽衣!」 季緒の。。声? その瞬間、目がぱっちり開いた。 ここは、保健室? 「芽衣!優斗って人と何かあったんでしょ!」 「・・」 「芽衣?」 私は、 思い出すばかりを言った。 「この近くに、公園があるよね・・。そこで、優斗と遊んだの。二人とも、お母さんに怒られるほど、遅くまで一緒にいたの。 優斗は私と、めっちゃ仲良くしてくれた。 私も・・・」 「ん?」 「優斗が大好きだった。」 「うわぁお・・] 「何で優斗君は転校しちゃったのさ。」 「分かんない。遊んだことしか思い出せなくて。。」 「そっか・・」 「うん。」 「芽衣!帰るよ!」 「うぇ?!」 「あんた、ずっと寝てたからもう、皆も帰っちゃいました~」 そういえば、時計はもう4時半をすぎていた。 今日は、部活がすべて中止の日。 校庭は、静か。 明日、優斗と話してみよう・・ 芽衣はそう決めた。 「はーい。座れ~」 がちゃがちゃ音がして、皆座り始める。 「まぁ、全校朝会でも紹介されたように、転校生が入る!  山砂優斗だ。」 「よろしくお願いします」 「じゃあ、周りの人にいろいろ聞いてくれ」 「はい」 山砂優斗は、スタスタと歩いて自分の席へつく。 声は、声変わり中のような少しかすれた声で、落ち着いていた。 ズキン。 芽衣は、優斗と目があっただけで、頭痛がした。 なんで。。優斗はやさしいのに。 他の男子とは、違う。。 特別なのに。 「芽衣。久しぶり」 「うん・・」 休み時間話しかけられた芽衣は、返事をする。 頭痛がとまらない・・ 「話したいことがある」 「え?なになに?まさかの、告白?」 「二人幼馴染なんだよね?」 はっきり言って、優斗は爽馬にまけないほど かっこよくなっていた。 背は170・・くらいだろうか。中1にしてはとても高い。 顔もととのって、スタイル抜群。 「どうしたの?」 辛さがわからないよう、一生懸命だった。 「ちょっと、こい。」 優斗は芽衣に言い、強引に手をつかみ、屋上へとつながる階段まで引っ張っていった。
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