1 私の頭は遥かな朝日の夢を見る

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 私はセーラー服の女子高生で、朝日は高校の学ランで。  朝日は本を読みながら、あれこれ語る。  私はその不思議な言葉の数々に耳を傾けながら、朝日に膝枕されている。 「ミサキは、古代の筆記具、スタイラスを知ってる?」 「知らないよ」
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