第1章

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すごい嫌悪感に襲われる。 肩までかかる髪を片手でかきあげる。自分の置かれている状況が理解できたのか理解できてないのか自分でもわからない。 ただ、集められたの人が皆、借金があるといるところが引っかかる。 そして、 『過去に犯した過ち』 少なくてもこの殺し合いのゲームと言うものは、私の過去を知っている人が関わっているのだろう。 「はぁーーーー。」 盛大なため息をつくとさっきの男の人が大丈夫?と声をかけてくれた。大丈夫と答えながら顔をあげる。 「あ。んっと…まずは自己紹介をしたほうがいいかな?」 こんな時でも冷静でいられる彼を不思議と思う。それだけ芯が強い人なのかと感じまず彼の自己紹介を聞くことにした。
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