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『端正なる、ヘビーシスコン 黒澤恭一郎』
開始当初は、ちょっと変わったイケメン会長室長程度だったが、日を追うごとに変な人度が増すココロ優しきヘムタイ扱い。
亡くなった矢島の父の当時秘書で、
アザラシ似の父とともに遺された矢島たちをお守りしてきた義理堅い一族、黒澤グループの御曹司である。
生き別れになっていたカゲヤマの妹の未華の義母みすずが、黒澤の父と再婚し、黒澤家の養女として黒澤に可愛がられていたが病で他界。
その後入社試験を受けにきていた瓜二つのカゲヤマの秘書としての資質と人間性に惹かれ、彼女を社に導く。
紆余曲折あったが、現在は天涯孤独状態だったカゲヤマを引き取り妹にし、
行き過ぎたシスコン精神をフルに発揮し、
カゲヤマと周囲を大いに困惑させている。
一見冷静なイケメンエリートだが、情に厚く、
がんばる人や弱者を徹底的に守る
正義感溢れる変態。
最初はあまりそうでもなかったが、
すっかり巨大パンダのぬいぐるみにより
魂を抜かれている。
空手やヘリ操縦などあらゆることに
通じている凝り性。
小さい頃から親に放置されて買い物にもロクにいけなかったカゲヤマを、ショッピングに連れ出すのが大好きで、
好きなカゲヤマに温かな家庭の喜びを
与えてやろうと奔走する心優しき変態。
現在は専務として、まだ若い矢島をがっちり支える頼もしいヘムタイ。
ヘムタイヘムタイ、
嗚呼、ヘムタイである。
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