第1章

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少女は小学生になりました。 けれど、なぜがいじめのターゲットになってしまい、小学校生活から一ヶ月も経たないうちに独りぼっちになってしまいました。 トイレの個室に入れられ水をかけられたり。 ほうきで身体を叩かれ、痣が出来たり。 陰口叩かれては囲まれ、殴られ蹴られ、そんな日々が四年間続きました。 「なんで…なんで私だけこんな目に…っ!」 少女は嘆きました。 しかし、これは神様からの罰だと思ったのです。 なぜなら、嘘を吐き、人々を今まで騙してきたからです。 少女は耐えました。 ひたすら耐えました。 誰にも相談せず、「大丈夫」とだけ呟き一人で泣いていました。
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