第1章

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あるところに少女がいました。 少女はある両親の間に生まれ、そのあとに妹が二人生まれ、長女となるのです。 そんな中、少女は人と絡むのは大の苦手でした。 保育園での運動会は母親から離れるやすぐに泣き叫び、先生方を困らせました。 少女は泣き虫になりました。 そうすると人が自分を心配してくれるからです。 少女はとても安心しました。 そこには『嘘』も含まれていました。 人は簡単に嘘を信じてしまう。 少女は面白半分に嘘を吐いては、いつの間にか周りには人が多く集まっていました。 優越感に浸りたかったのです。 しかし、これが裏目に出るなんて少女はその時、思いもしなかったのです。
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