第1章

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これがすべての始まりであった。 俺の名は、飯田 鳴子 今教室の扉の前に立っている 簡単に戸を開けて教室に入ればいいのだけれど、それがうまくいかない。 それはなぜなんなんだ。ただ簡単にクラスに入って自分の決められた場所に行けばいいだけの話なのに… 自己紹介が怖いのかな。 でもあらかじめ名簿は確認住みだ。 じゃあなぜ怖がる。 あぁクラスに溶け込めるかだなぁ。 それもそうだな。だってどんなやつがいるかわからないし。 特に担任の東別院なんて、名前が古いから、厳しそうだし。 他に牛山、志賀、黒川、高岳なんか、がたいのいい運動部だぜ。それに藤丘、本郷、本山、池下なんか賢いって噂だし。 女子なんか、荒畑、川名、植田、原なんか昨日、コンビニでたむろってたからな。でも高畑や曽根や日比野や神沢は美女四天王って噂だから嬉しいような。 キーンコーンカーンコーン ヤバい、鐘がなった 妄想してられない、俺の冒険が始まる。
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