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納得いかない!
教室の戸を開けると、そこには、宇宙人かもしれない、理解できない生物のような物がいた。
その、理解できない物が言った。
「あ!おはようございます!宇宙人です!始めまして!」
ボクは言った。
「はじめまして。聞きたいんですけど、宇宙人という人なのですか?それとも、地球人じゃないので、自分から宇宙人と言っているんですか?」
宇宙人は、なにやら考えていた。
困っているようだった。
「んー、そうですねぇー、地球人ではないですねー」
ボクは、そのことはわかったので聞いた。
「それじゃ、何人なんですか?ボクたちは地球に住んでいるので、地球人と言っているんですけど」
宇宙人は、また少し考えてから答えた。
「わたしの住んでいるのは宇宙船で、星には住んでいないのです。自分たちのことは、こちらの意味で言う、ジプシーと同じようなものなので、とりあえず、ジプシー人としておきたいと思います」
ボクはまた考えて言った。
「なぜそんなに日本語が上手なんですか?」
ジプシー人は言った。
「いえ、これは、わたしたちジプシー人の言葉です」
ボクは言った。
「名前はなんと言うんですか」
ジプシー人は言った。
「ホンジャカメッチャカといいます」
ボクは言った。
「ケイタといいます。」
ボクは続けて言った。
「ホンジャカメッチャカさんは何でここにいるんですか」
ホンジャカメッチャカは言った。
「この星の地球人がおいしそうだったので、食べにきました」
ボクは言った。
「地球人はおいしくないよ」
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