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「心月ちゃんは特別なの!」
彩姫さんはグッと拳を作った
「それでね・・心月ちゃんってバイトしてる?」
彩姫さんは私に向けてニコッと笑った
「いえ・・していませんけど」
私は戸惑いながら首を振った
「なら、ここで住み込みでバイトしない?親御さんには私から話すから!
そろそろもう1人バイトを雇おうと思ってたの」
彩姫さんが目を輝かせながら言った
「・・・はい?」
私はいきなりの提案にマヌケな声を出した
「おいっ!彩姫、いきなり何言ってんだよ!」
浩輔さんが彩姫さんに異論を唱えた
「直感だけど、心月ちゃんはここにいるべきなのよ!」
彩姫さんはキッと浩輔さんを睨み、
「友哉くんはどう思う?賛成してくれるわよね?」
友哉さんに同意を求めた
「うーん・・・まぁ、心月ちゃんが良いなら良いんじゃないですか?」
友哉さんがクスクスと笑いながら言った
「お姉ちゃん、ここでバイトするの?そしたら、また遊べるね」
翔くんが嬉しそうに言った
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