第1章

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2015.9.3 仕事は終わりに向かって進んでいく。 一人でやらされる日は辛いが、引き継ぎで二人作業の日はずっとらくだ。 この一人でやるのが私はとても耐えられなかった。 大急ぎで6台の機械を動かし続けて身体が悲鳴を上げる。どんなに動いても遅い遅いと言われるだけ。 指もこれで随分悪化したな。 九月は先月より多少は生産も減り、休業日も多い。辞め時だろう。 帰る前、もう少し退職日延ばせないかと話がある。 よしてくれ。今まで何も言わなかっただろ。 先のことは不安だがもう終わりにしたい。
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