第1章

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その後リーダー格だった男の服を奪いポケットなどを探り財布をゲットする。中身はそれなりに入っていた。 「こいつらカツアゲしなくても金持ってるじゃねーか」 その後は何気ない顔で路地裏を後にする。 「ふんふんふん♪」 鼻歌を鳴らしながら再度街の探索をする。 とても広く人口も多い、重要そうな建物も数多く見受けられ、おそらくだがここは東京のような首都なのだろう。 「さて、まずは衣食住をどうにかしないとな」 まずは衣はこの服で何とかなるして、何かあったらそこらへんの悪党を殺して奪えばいいっか。 そんな物騒な事を考えていると グゥぅぅぅぅぅぅぅとお腹が鳴る。 「……腹減った……」 まずは衣食住の食だな。 これ優先だ。 「財布も奪ったことだし何とかなるだろう」 近くのパン屋に寄りアンパンらしきものを買う。 「うん、中々旨い、この世界にもアンパンはあるのか、甘すぎず丁度いいな」 と買ったアンパンを二口程度で食べ終わり、ひとまずお腹は満たされた。 「さて、次は住むところだが……どうしような」 こればかりは住人を殺しそこに住むわけには行かないし…… どうしようか悩んでいると 肌がピリッと震える。 「殺気!?」 この近くか 「行ってみるか……」
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