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その後リーダー格だった男の服を奪いポケットなどを探り財布をゲットする。中身はそれなりに入っていた。
「こいつらカツアゲしなくても金持ってるじゃねーか」
その後は何気ない顔で路地裏を後にする。
「ふんふんふん♪」
鼻歌を鳴らしながら再度街の探索をする。
とても広く人口も多い、重要そうな建物も数多く見受けられ、おそらくだがここは東京のような首都なのだろう。
「さて、まずは衣食住をどうにかしないとな」
まずは衣はこの服で何とかなるして、何かあったらそこらへんの悪党を殺して奪えばいいっか。
そんな物騒な事を考えていると
グゥぅぅぅぅぅぅぅとお腹が鳴る。
「……腹減った……」
まずは衣食住の食だな。
これ優先だ。
「財布も奪ったことだし何とかなるだろう」
近くのパン屋に寄りアンパンらしきものを買う。
「うん、中々旨い、この世界にもアンパンはあるのか、甘すぎず丁度いいな」
と買ったアンパンを二口程度で食べ終わり、ひとまずお腹は満たされた。
「さて、次は住むところだが……どうしような」
こればかりは住人を殺しそこに住むわけには行かないし……
どうしようか悩んでいると
肌がピリッと震える。
「殺気!?」
この近くか
「行ってみるか……」
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