第1章

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やっぱり私に働くなという神からのお告げであろうか。 もう帰ってゲームしよう。 そう誓って、振り返るとそこには女神がいた。 黒髪ツインテールの女神だ。 あの子は絶対に同じ面接会場に居た子だ。 ゲームの仕事なだけあってかなり男性が多かったから、女性ってだけで目立っていた。 その中でも良い年したオバサンがツインテールって、かなりヤバい。 どんな顔か拝んでやろう。 そう思って顔をチラ見したら、可愛かった。 薄めの化粧なのに、パッチリしたあの目は確実にあの時の子だ。 悔しい。 じゃなくって、付いていこ。 先ほどの誓いは女神によって打ち破られたのだ。
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