◇ChapterⅠ出会いと不思議な感情

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ある熱い夏の日、 横浜の都会からやや離れた磯子区根岸にある私立・海嶺学園高校という男子校に、 見た目は、 母親がアメリカ人のハーフであることから茶髪で、 ヤンキーっぽくみえるが、 大人しく温厚な性格の高校生がいた。 彼の名は 3年1組 横崎拓麻(よこさき たくま)17才。 バスケット部所属していて、 県大会まで行ったことがある。 体育館でひとりシュートの練習をしていた。 何度もシュートしていると、 ミスってボールが外に出て行ってしまった。
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