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本棚に追加「え…えーと、福ちゃん…?」
ダンディーな顔に、困惑な表情を浮かべた初父は…
結構有名な俳優だった。
「初めまして、お父さん。お父さんと呼んで良いんですよね。」
「あっあぁ…。福ちゃん…失礼だけど…お母さんと似てないね…。」
「はい、お陰様で…凹凸のない顔に生まれました。」
父がそういうのも無理はない。
遺伝子上の母は…絶世の美女で…今もどこかのランウェイを歩いている。
あぁ…また僕は要らないことを話してましたね。
取り敢えず、感動的な(?)初対面を簡単に終わらせた僕らは…並んで椅子に座り
相手方を待つこととなりました。
父は…まだそわそわしています。
トイレですかね…我慢せずに行けば良いのに。
「あっちですよ…トイレ。」
「ありがと…って、違うよ、福ちゃんちがーう。」
「違うんですか…ならもっと落ち着かれた方が良いんじゃないですか?」
良い歳なんだから、恥ずかしいですよ。
僕が冷たい目で見ていたからでしょうか…父は、ポツポツと話し始めました。

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