case 0.5 兄弟になりました

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「え…えーと、福ちゃん…?」 ダンディーな顔に、困惑な表情を浮かべた初父は… 結構有名な俳優だった。 「初めまして、お父さん。お父さんと呼んで良いんですよね。」 「あっあぁ…。福ちゃん…失礼だけど…お母さんと似てないね…。」 「はい、お陰様で…凹凸のない顔に生まれました。」 父がそういうのも無理はない。 遺伝子上の母は…絶世の美女で…今もどこかのランウェイを歩いている。 あぁ…また僕は要らないことを話してましたね。 取り敢えず、感動的な(?)初対面を簡単に終わらせた僕らは…並んで椅子に座り 相手方を待つこととなりました。 父は…まだそわそわしています。 トイレですかね…我慢せずに行けば良いのに。 「あっちですよ…トイレ。」 「ありがと…って、違うよ、福ちゃんちがーう。」 「違うんですか…ならもっと落ち着かれた方が良いんじゃないですか?」 良い歳なんだから、恥ずかしいですよ。 僕が冷たい目で見ていたからでしょうか…父は、ポツポツと話し始めました。

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