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安藤飛鳥のアバター名はアスカ。アバターは全身を黒ずくめの布で雁字搦めにしたかのような防具(所持品の中で職種的に装備できる一番強い防具なのだが、なぜか設定男なのに妖艶な雰囲気を醸し出している)。
武器はナイフ一本。無理に低レベルを維持しているからか、それしか装備できないのだ(レベルで装備できる武器の数や質量が変わる)。
職種はアサシン。レベル30までは敵の急所が見えるスキルが自動付加される。30を過ぎるとなくなるため、彼はレベルを25で抑えている(急所は敵によって違うので、この便利機能がないと初対面の敵が相手の時にいちいち探さないといけない)。
ちなみにこのゲームが無課金、低レベルでも最強になれるのは複雑な操作性の他に敵に急所があることも挙げられる。
例えば、人型なら頭、首、心臓の『真ん中』に攻撃を通せば、どれだけレベルに差があっても殺すことができるのだ(高ランクモンスターだと、無駄に硬い時もあるが、大抵はレベル50もあれば連続攻撃で破壊できる。もちろんプレイヤーにも急所があり、人型には急所が硬くなるような設定はないので、どちらかというとプレイヤーのほうが損をする設定だったりするが)。
だから、誰でも最強になれる。
無駄に複雑な操作を行う前提ではあるが。
園川達也。アバター名はおっさん。
名前の通り、小汚く、小太りのおっさんのアバターを選んでいた。
職種はガトリングマスター。
ガトリングと銘打ってはいるが、基本一発ずつ発射・五秒後に自動装填なので、装備できる銃の形は火縄銃のそれに類似していた。
ガトリングマスターは他の銃系統の職種と違い両手に一丁ずつ装備できるが、正直三連続掃射や高速装填可能な弓職のほうが人気がある(ちなみに矢を構えることを装填みたいなスキル名にするなというクレームが寄せられたのは結構な話題になった)。
レベルは124。
これでも『アトランティック』では低いほうである。
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