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「じゃあ、そろそろ資料も持ったことだし戻るか!」
そう言って先輩たちは戻って行った。
「ふっ。何とかなったな。…ところでお前、いつまでそこで隠れてる気?」
…ですよね~。まあ一応お礼を…。
「あ、ありがとう///。」
「どういたしまして。」
「ここ資料室だったんだ。」
「え…知らずにきたの?ていうか拓真だけはやめとけ。あいつ、おんなったらしだから。」
まあ、ここに拓真先輩がいるって聞いたから来たんだけど…。
まさか、こんなことになるとは…
「ていうか、この部屋に何の用?」
「いや…資料を取りに…。」
「へー。資料室だってついさっきまで知らなかったくせに。それに知っ
ていたとしても、ここの資料、使わないやつを捨てるのがもったいない
からとかいう理由で置かれてるだけだし。お前って意外とバカなの?テス
トの点は、2位だけど、教わったことしか頭に入ってません的な?」
…なんで私の事知ってるんだろー?そんな事を思いながら、彼の顔を始めてみてみた。…
「あ…冷血王子…氷のプリンス。がなんで私の事…。」
「お前…をず…見…らだよ。」
「え…なに聞こえない。」
急に風が吹き言葉をさえぎった。
「なんでもない。」
わたしは?マークをたくさん並べていた。
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