ありえないっ!

3/5
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
「じゃあ、そろそろ資料も持ったことだし戻るか!」 そう言って先輩たちは戻って行った。 「ふっ。何とかなったな。…ところでお前、いつまでそこで隠れてる気?」 …ですよね~。まあ一応お礼を…。 「あ、ありがとう///。」 「どういたしまして。」 「ここ資料室だったんだ。」 「え…知らずにきたの?ていうか拓真だけはやめとけ。あいつ、おんなったらしだから。」 まあ、ここに拓真先輩がいるって聞いたから来たんだけど…。 まさか、こんなことになるとは… 「ていうか、この部屋に何の用?」 「いや…資料を取りに…。」 「へー。資料室だってついさっきまで知らなかったくせに。それに知っ ていたとしても、ここの資料、使わないやつを捨てるのがもったいない からとかいう理由で置かれてるだけだし。お前って意外とバカなの?テス トの点は、2位だけど、教わったことしか頭に入ってません的な?」 …なんで私の事知ってるんだろー?そんな事を思いながら、彼の顔を始めてみてみた。… 「あ…冷血王子…氷のプリンス。がなんで私の事…。」 「お前…をず…見…らだよ。」 「え…なに聞こえない。」 急に風が吹き言葉をさえぎった。 「なんでもない。」 わたしは?マークをたくさん並べていた。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!