第1話 ニートは追い出されるが相場なんです

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兵士達は困惑していた 今まさに全員が死を覚悟したのに… 逆にドラゴンが絶命している… 兵士の記憶では 目の前でブレスを溜めるドラゴン、しかも目の前にいたのは火山口に済むレッドドラゴンだ、得意魔法はファイアブレス幼体とはいえ、そんなものをだされてしまえば灰も残らない そして死体の前には黒い長刀を持った青年 やらかしたぁとか聴こえてくる まさか…あの青年が!? ありえない聖騎士長様でも相手にならんのだ、どこからでてきたか知らんがアイツなはずがない! だがたった1人ギリギリ確認できた奴がいた。 「ふむ、ドラゴンを一撃とな…」 『せ、聖騎士長様っ』 兵士達が素早く敬礼しだす 「よい!動ける者はただちに住人達と怪我をした兵士の救出及び被害の確認をしてまいれ!」 『ハッ』 っと数百人の兵士がすぐに動きだした。 「そこの者、助かった礼を言おう貴殿が現れねば国が全滅であった」 マカは手を振って答えるが動こうとしない 「私の名はガレアスこの国の聖騎士長を務めておる貴殿の名は?」 「マカ…」 「そうか、マカと言うのかとりあえ、」 「ねぇドラゴンて喋っと?」 「ああ、ドラゴンは高度な知能の持ち主だコイツまだ幼体だがな…」 そこでマカ思い立つ万物創造で生き返らせればいいっちゃ! いきなりテンションが上がった瞬間 ドラゴン復活! ガレアスに戦慄が走る! だがドラゴン何が起きたか理解できず首を捻る するとドラゴンはだんだん縮み始めた。 気がつくと人型になっていた角に翼に尻尾そして足と腕には鱗がある 見た目は10歳前後だろうマカはプルプルと震えだした… 「そこの貴様!ワシの首を飛ばしたであろう?なぜワシは生きておる?」 ドラゴンの少女はマカに殺気を飛ばしなが質問した だが!! 「ストライーーク!!ドストライク!キター幼女とドラゴンの組み合わせキター!ハスハスしてよかですか!?」 ドラゴンドン引きである… 「し、質問に答えよ、ワシは幼女ではない高貴なる竜種であるぞ!貴様より200歳くらいは年上じゃあぁ」 「問題なかっ!」 マカの返答までの時間約0.5秒即答である 流石に殺す気も失せたのであろうマカは飽きれた目で見られていた。
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