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オムライスを食べ終えた山田くん
食後の一服を決め込む
既に無線が鳴ってから20分は経過していた…
ドアを開けようと思ったがやる気がでない
なぜミキシはピンチなのか？
そんな奴はいない筈だし大概の魔物ならミキシとまっつんだったら楽勝なはず…
まさか！？ドラゴン！？
それならミキシ達じゃ少しヤバイかもしれない
ってかドラゴンなら…
この前みたいに幼女に…！？
「キター！キタキタキター！」
山田は勝手に妄想を膨らましやる気とテンションをあげる
万物創造の力によりミキシ達の元へ瞬間移動
目の前にはドラゴン！…ではなく
鞭を打つ嫁ちゃんとアヘ顔で吊るされてるミキシの姿であった
吐いた…これは萎える…勝手にに期待した分かなり凹んだ
「山田ー遅かったなぁ」
「まっつん！これどゆこと？」
山田はまっつんに戦闘やら迷宮やらの件を説明されていた。
「それはいいとしてミキシはなんで気持ち良さそうなの？ドMなの？」
「いやーあれは嫁ちゃんの癒しの能力使いながら鞭打ってるからねー、気持ちいいんやない？」
うん、嫁ちゃんと寝起きのまっつんには逆らわないようにしよう
そう心に決める山田
とりあえず気持ち悪いから鳥居を降ろす
ﾌﾞﾍﾞﾗｯ！
ミキシから気持ち悪い音が聴こえた
しかもビクビクしてる…
「あっ山田くん！おつー！」
嫁ちゃんは御満悦の顔で駆け寄ってきた
一瞬俺も殺られる！と思い体がビクッてなった…怖かー
嫁ちゃんはミキシにだけ強いので俺とまっつんの前では女子女子している
とりあえず迷宮に入れなくなった為これからどうするか考えてると
「あのー…」
まっつんがあっコイツの事忘れてたみたいな顔してた
「ここも攻略したみたいだしお礼がしたいのでうちの村にきませんか？と言うより連れて帰って頂ければ有難い」
『はっ？』
全員が顔を見合わせた
迷宮の入り口壊して攻略？
意味がわからんこのゴーレムは門番でしょ？
「申し訳ない！流石に連れて帰れは失礼でしたな」
「いやいや違う違う迷宮クリアって…これ迷宮じゃないの？」
更に冒険者が、は？と顔をする
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