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「フィン――!。必ず会いに行くから!」
丘の上で手を振るシズの姿に、フィンは目を細める。
あのはち切れんばかりの輝きがフィンには羨ましくて、とてもとても欲しかった。
一体いつまでシズはあの輝きを持ち続けるのだろうか。
最後かもしれないその姿をフィンは窓からじっと目で追いかけていた。
そんな息子の様子に父親は再び低く笑っていたのだった。
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