第1章

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 にこにこ笑って、シズはチュッとその子の唇にキスをする。  その子の顔が沸騰寸前のように真っ赤になる。 「い……いまな……」 「可愛かったからキスしちゃった」 「~~~~~~~~~~~~」  カーテンでその子は顔を隠してしまった。それにシズは慌てて、 「ごめん、嫌だったら謝るよ!。嫌いにならないで!」  カーテンからその子が顔を出した。 「……嫌じゃない」 「本当!」  こうこくと頷くその子に、シズはもう一度ほっぺにキスをした。  その子の顔が沸騰寸前のように再び真っ赤になる。  それがシズには可愛くてたまらない。
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