僕と宇宙人。

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 僕は、目覚まし時計の音で目が覚めた。  変な音がする。そう思ったが気のせいだと自分に言い聞かせた。  僕は、目覚まし時計を手で止めてベッドからゆっくり起き上がった。  少し肌寒かったので窓の方に顔向けると窓が、全開だった。  9月に入って肌寒くなってきたから。そう思って窓を閉めていたはずだった。  それなのに窓が開いている。僕は、慌てて自分の手に持っている物を確認した。  僕の手に握られていたのは、へんてこな目覚まし時計で僕がいつも使っている物ではなかった。
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