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光をまとい、キラキラと輝いている白銀の翼。
なめらかな黒に染まる長い首。
鮮やかな紅色をした頭頂部。
”それ”が動かしているのは、機織り機。
翼の動きに合わせて、トントンと小気味いい音を奏でている。
目の前に広がっていたのはそんな光景。
いつもの「穏やかな朝ですよー」って聞こえてきそうな朝の風景は微塵も感じられない。
あ・・・れ・・・・・?
これ何。
これどこ。
驚きで固まった頭を必死に動かそうとするが、
俺の頭はこの状況にすぐ順応できるほど、ふにゃふにゃ柔らかくない。
そんな俺は、ゆっくりと腕を動かし
静かーに、戸を閉めることに成功した。
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