第1章

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「デーイダーラちゃん!」 「…飛段か」 「飛段か、じゃねぇよ!先輩だぞ先輩!!お前、何見てんの?」 「部活の一覧」 「あーそっか!おい、デイダラちゃん俺んこと入んねぇか?」 「何部だっけ?」 「バスケ部」 「あーちょっとオイラのセンスとは合わねーな、うん」 「じゃあなんか他に候補あんのか?」 「あったら見てねぇよ。うーんどれにしようかな~」 「デイダラお前美術部じゃねえの?」 隣からショートの少女、黒ツチが口を挟む。 「…いや、もっとダイナミックがいいな。爆発とか、うん」 「何言ってんだよデイダラちゃん。爆発部なんてないぜ?」 「ギャグだよギャグ、うん…」 「じゃ物理部とかは?」 「デイダラちゃんには無理だぜ、ゲハハハハ!!」 「お前が言うな!うん!!」 「んだと!?」 「うるせーな2人ともっ!」 「 」 「…さーせん」 「まあまあそう怒らないダニ。因みにワイは」 キーンコーンカーンコーン 「やっべ!!次体育だっ!!」 焦って帰る飛段。 「次古典か…準備してねぇ…うん」 ちまちまと準備を始めるデイダラ。 「…」 傍観する黒ツチ。 「ちょっとみんな、ワイの部活は」 「何をしている」 「あ、角都先生…」 「お前の部活など聞いてない、席につけ」 「 」 「www」 鼻で笑う黒ツチ。
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