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「デーイダーラちゃん!」
「…飛段か」
「飛段か、じゃねぇよ!先輩だぞ先輩!!お前、何見てんの?」
「部活の一覧」
「あーそっか!おい、デイダラちゃん俺んこと入んねぇか?」
「何部だっけ?」
「バスケ部」
「あーちょっとオイラのセンスとは合わねーな、うん」
「じゃあなんか他に候補あんのか?」
「あったら見てねぇよ。うーんどれにしようかな~」
「デイダラお前美術部じゃねえの?」
隣からショートの少女、黒ツチが口を挟む。
「…いや、もっとダイナミックがいいな。爆発とか、うん」
「何言ってんだよデイダラちゃん。爆発部なんてないぜ?」
「ギャグだよギャグ、うん…」
「じゃ物理部とかは?」
「デイダラちゃんには無理だぜ、ゲハハハハ!!」
「お前が言うな!うん!!」
「んだと!?」
「うるせーな2人ともっ!」
「 」
「…さーせん」
「まあまあそう怒らないダニ。因みにワイは」
キーンコーンカーンコーン
「やっべ!!次体育だっ!!」
焦って帰る飛段。
「次古典か…準備してねぇ…うん」
ちまちまと準備を始めるデイダラ。
「…」
傍観する黒ツチ。
「ちょっとみんな、ワイの部活は」
「何をしている」
「あ、角都先生…」
「お前の部活など聞いてない、席につけ」
「 」
「www」
鼻で笑う黒ツチ。
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