俺、狙われてます

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柚子は光に包まれながら金狐の神と銀狐の神に『ありがとう』と言って微笑みながら成仏していった。 『金狐の神、傷の手当てを頼む、俺は祐実の居場所を探すから』 『わかった』 金狐の神は両手を上に向け力を込めるとブラッディとコウとグレンと歩と光太の傷や体力を治した。 手分けしてレンを探していたユウトと透は柚子の死を感じた。 『柚子が…』 ユウトは廃墟ビルの方に飛んでいった。 同じ頃、透も廃墟ビルの方に飛んでいた。 ー妖怪が住む、闇の森ー レンは木の近くで祐実から離れると左右の木から蔓が現れ祐実の両手首に巻き付いた。 『俺をどうするきだ』 『俺の妻にするんだよ』 レンは祐実の顎を掴み唇にキスをした。 『んん…』 激しいレンの口づけに祐実はレンの唇を噛み抵抗した。 噛まれたレンは唇に指をあて祐実を見つめると頬を叩いた。 『……』 祐実はレンを睨んだ。 『睨んだ顔もいいな』 『…殺してやる…』 『あとで可愛がってやるからおとなしくしてろよ』 レンはその場から姿を消した。 左右の木から現れた蔓で両手首を塞がれている祐実はどうすることも出来ずにいた。 『両手さえ動けばこんなところから逃げられるのに…』 祐実がうつ向いた。 その時、祐実の背後から2匹の妖怪が祐実に近づこうとしていた。 『美味しそうな匂いがする』 『レン様はいないようだ』 2匹の妖怪は祐実の前に姿を現した。 『妖怪…』 『良い匂いだ』 1匹の妖怪が祐実の匂いを嗅ぎながら体に触れると、もう1匹の妖怪も体に触れた。 『…やめて…』 『俺、我慢できねぇ』 『俺もだ』 火照った顔の祐実に感じた2匹の妖怪は金と銀の巫女の服を脱がせ全裸にした。 そして2匹の妖怪は前後に別れ祐実の体を抱いた。 『…やめて……嫌…』 抵抗できない祐実は2匹の妖怪の愛撫に乱れ涙を流した。 その後、祐実は次々とやってくる妖怪に何度も体を奪われ気を失った。 それから暫くしてレンが闇の森に帰ってきた。 『……』 レンは気を失っている祐実の姿を見つめ唇にキスをした。 『んん…』 『祐実…』 レンは蔓に繋がれた祐実の両手を解放すると祐実を抱き止め地面に仰向けで寝せた。 そしてレンは大事な部分を祐実のお尻の穴に入れ腰を揺らし愛撫に乱れた。
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