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琉生がいてくれればきっとあたしはこの先何があっても乗り越えていけるだろう。
あたしたちの背負うものは想像以上に重いものだけど、一人じゃないから頑張れる。
あたしを支えてくれる人がたくさんいるから、こうしてここまでやって来られたんだ。
雪音の未来のためにあたしも琉生も頑張る。
それがあたしたちにできる仕事だ。
「梨緒…愛してる」
その言葉が永久に変わることはないとあたしは信じている。
それが変わらないのはあたしも同じだ。
だけどあたしたちが進む道は、そう簡単なものじゃなかった──。
《続く──》
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